人生は小さなことの積み重ねが大切だとよく言われますが、「リサイクル・サック」の取り組みは、まさにそれを証明するものです。
コーヒーを焙煎するときに出る副産物のひとつに生豆が入っていたヘシアンサック(麻袋)があります。ヘシアンは通気性に優れ輸送中の衝撃にも耐えられるため、生豆の保管や配送に最適ですが、Pinterestのページを見ると、生豆を入れる以外の使い道を何百と見つけることができます。
私たちのロースタリーから毎週たくさんのコーヒーサックが出ていることは、みなさんも想像できるはず...。そこで2010年、私たちはコーヒーサックをお金に換える「リサイクル・サック」の活動を始めました。そして、ポンソンビーロードのエスプレッソバーで初めてサックの入った箱を置いて以来、この活動は大成功を収めています。
今では東京からダニーデン、ショーディッチからブリスベンまで、世界12か所にあるすべての拠点でリサイクル・サックを実施しています。
リサイクル・サックによって集まった資金の使い道はそれぞれの地域に任せていて、これまでに5万ドル以上もの額が寄せられました。この資金は地域への寄付金として、学校での音楽機材の購入や新しい校舎の建設、そしてガーデニング費用など、さまざまなプロジェクトに活用されています。
次回ロースタリーカフェにお越しの際、サックを手に取りお金と換えていただくことで、ローカルコミュニティを支援することができます。
リサイクル・サックの活動にぜひご協力ください。